逗子市(ずしし)

逗子(ずし)/逗子市逗子 
 
別荘地に近代木造住宅
 明治22年(1889)に横須賀線が開通,明治27年に隣町に葉山御用邸ができました。さらに徳富蘆花作『不如帰』の舞台になってから,別荘を建てる人が一気に増えたのです。戦後は保養地から観光地,住宅へと変化しましたが,往時の雰囲気は残っています。
 とくに竹垣を利用した塀がかなり見られます。また生け垣や見越しの松などが伝統的な町並みと同時に典型的な別荘地としての光景が散見。さらに戦前の建物も多く,近代木造住宅が塀越しに見られます。
 地名の由来は地蔵菩薩像を安置する厨子、もう一つは地図を製作する豆子(図師)からとか。諸説いろいろです。 
 感動度★★
 もう一度いきたい度★
 交通 JR横須賀線逗子駅から徒歩10分