四條畷市(しじょうなわてし)

逢坂(おうさか)/四條畷市逢阪 
 
河内国から、大和国から坂を上ると出逢える集落
 生駒山地北部の山頂付近,標高245mのところにある集落です。古くから大和国と河内国を結ぶ清滝街道が,清滝川沿いに走っています。地名の由来は,河内国と大和国それぞれから大きな坂を上りきった所に位置していて出逢うことから名付けられたとか。
土蔵造り、板張りの古民家が清滝街道沿いに点在
 曲がりくねった街道をクルマで走らせると,ときおり見せる屋敷群は,その落ち着いたたたずまいに魅せられます。古くは逢阪千軒とも。南北朝時代は「大坂」と書かれていましたが、江戸時代になって「逢坂」となったようです。土蔵造り,板張りの古民家など,幾つかの溜池や街道沿いに見られます。
感動度★
 もう一度いきたい度★★
 交通 クルマは空き地に停めました
 


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