能勢町(のせちょう)

 ○宿野(しゅくの)/能勢町宿野
 
田園風景が見られる
 大阪にもこんなド田舎があるのかと感心しました。「大阪のチベット」という人もいます。バスも1時間に1本,多くて2本という土地柄。能勢町には新緑,満天の星空,紅葉,桜,ホタルなど自然環境に恵まれた光景を見ることができます。
旗本・能勢氏の所領
 江戸時代は旗本・能勢氏の預かり地としてスタート。以後、幕府領、高槻藩領と変遷。『五畿内志』によれば、古き時代の産物に土盌(ふたのない椀)があったそうです。雄略天皇にも関わりがあったとか。
かつては茅葺き屋根でした
 宿野のバス停から一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)沿いに歩き,宿野大橋を渡ると、そこは久保地区に入り,入口に毘沙門堂が目に付きます。かつてこのあたりは茅葺き屋根の民家が建ち並んでいたところですが,いまはスレート葺きに変わっており,静寂な田園風景が見られる所です。
 
 感動度★★
 もう一度いきたい度★★
 交通 能勢電鉄山下駅からバスで宿野下車徒歩15分

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