西区(にしく)

 南軽井沢(みなみかるいざわ)/横浜市西区南軽井沢 
 
旧東海道沿いに石蔵や古民家がチラホラ
 三ツ沢の南斜面に広がり、さらに旧東海道沿い面した集落です。といってもほとんどが現代建築の住宅群です。しかし街道を歩いていますと、石蔵や改築された古民家などがチラホラと見られます。で、町名の由来は、字名からとり「南」を付けました。地名の語源は、旧東海道で斜面に沿っているいるところから柳田國男の「荷を軽うする」の転訛説が有力でした。しかし近年の研究で、水の流れのある沢に対して、水のない「枯れ沢」を語源とする説が強くなってきました。いずれにせよ詳細は定かではありません。 
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交通 JR東海道本線横浜駅から徒歩15分
浅間町(せんげんちょう)/横浜市西区浅間町 
 
旧東海道沿いの集落でした
 旧東海道沿いの小さな集落。古くは芝生村といい、明治22年の市町村制施行のおり青木町、神奈川町と合併して神奈川町となり、その大字芝生となりました。本来なら芝生町となるべきですが、芝生は“死に通じる”として嫌われ、この地にあった浅間神社から名をとったということです。浅間神社は斜面にあり、急な石段を上ります。さて旧東海道を歩いていても旧街道の面影は見られません。妻入りの改造、改築された古民家が見られる程度です。  
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交通 相鉄本線平沼橋駅から徒歩15分
南浅間(みなみせんげん)/横浜市西区南浅間町 
 
   
 ▲戦後の建物ですが今はスナック ▲神社の玉垣に往時の面影が残ります 
 ●かつての新天地カフェ街です
 かつて40軒近くの妓楼や待合があったそうで,新天地と呼ばれていました。昭和33年に売春防止法が公布されて旅館に転業しましたが、ほぼ消滅。いまは閑静な住宅に変貌しています。お稲荷さんの玉垣にに当時の名前が残ります。昭和11年の町名、町会を整理する際に新設された町。浅間町の南に位置することで「南」が付けられました。 
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 交通 相模鉄道線西横浜駅から徒歩10分