都島区(みやこじまく)

○内代(うちんだい)/大阪市都島区内代町 
 
かつて京街道に沿った小さな農村集落
 他県の人は「うちんだい」と発音すると驚くようです。これも難解地名でしょうか。江戸時代は摂津国東成郡に属し、当所は大坂藩松平氏領でしたが、そのあと幕府領になっています。村高はわずかに120石前後と小さな村でもありました。ただ京街道が通っていましたが、単に通過する集落でもあり、ごく普通の農村といえます。
片隅にポツンと「京街道」の石碑
 いま内代町の片隅に「京街道」の石碑が立っていますが、石碑がなければ歴史的な町並みとは気がつきません。家並みも下町でよく見かける木造平屋建てが続きます。
 
感動度★
もう一度行きたい度★
交通 地下鉄谷町線野江内代駅から徒歩5分
 



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