熊取町(くまとりちょう)

○紺屋(こんや)/熊取町紺屋 
 
   
  ▲国の重要文化財・中家住宅  ▲煉瓦館/昭和初期の綿布工場 
中家周辺に古民家が集積
 住吉川流域右岸に位置します。江戸時代は岸和田藩領で村高100石前後とわずか。そんななかにあって、中家は七人庄屋の筆頭を務めました。中家自体は泉南地方の平安時代から続く旧家でもあります。いま中家周辺には,門構えの屋敷が多く,閑静な町並みを形成しています。中家は繭の生産・販売も行ったことから、藍染め携わったことが地名の由来とか。
煉瓦館の旧機関室、旧事務所棟、旧受電室は文化財指定
 煉瓦館は昭和初期に建設された綿布工場を再生・保存したもので、レンガ壁は建設当時のレンガをそのまま生かしています。明治後期、敷地面積2万平方㍍の広大な敷地に、工場のほか宿舎や食堂が併設されていました。これら建築の内、旧機関室、旧事務所棟、旧受電室の3棟は町の指定文化財となっています。  
感動度★★
 もう一度いきたい度★★
 交通 クルマは煉瓦館駐車場に停めました


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