清瀬市(きよせし)
清戸(きよと)/清瀬市上清戸・下宿 | |
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▲旧森田家住宅/もともと野塩にあった家屋を移転。16世紀後半に野塩に定住、幕末には名主を務めました。主屋は江戸中期以降の建築と推定されます。見学要予約 | |
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▲下宿の裏道/静かな散策路です | ▲志木街道/所沢-志木に至る脇往還 |
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▲下宿のふせぎ行事/わらで大蛇を造り、村境で悪病や害虫を防ぐ行事 | ▲円通寺長屋門/事相専門道場があり、多くの学僧が学びました |
●江戸への水運の利便性が高い集落 江戸時代の初頭、清戸村が元禄年間に至るまでに上清戸、中清戸、下清戸の3つに分村。さらに清戸下宿村も加わり、総称して“清戸”といわれました。なかでも清戸下宿(きよとしたじゅく)は、市内で最も早くから発展した集落で、奈良時代から人々が住んでいたそうです。やはり隣接する柳瀬川から新河岸(しんがし)川を経て江戸への水運の利便性の高さからでしょうか。新河岸川は川越藩が江戸への物流の大動脈と考えている河川です。 ●志木街道沿いや下宿(したじゅく)周辺に古民家が点在 古民家は志木街道沿いに点在しています。日枝神社、長命寺と歩きますと、街道沿いに土蔵や屋敷林に覆われた旧家などが見え隠れします。江戸時代の志木街道とほぼ同じコースを通っています。清戸の魅力は、下宿(したじゅく)に入ってからさらに増します。上宮稲荷神社、八幡神社や円通寺などの周辺に、美しい植栽の塀とともに散策路が残されています。森田家住宅の見学は、事前に予約が必要です。 |
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感動度★★ もう一度行きたい度★★ 交通 西武池袋線清瀬駅から徒歩30分 |