東久留米市(ひがしくるめし)

 柳窪(やなぎくぼ)/東久留米市柳窪
 
   
▲村野家住宅/薬医門は明治14年建築の総ケヤキ造りです ▲黒目川/川沿いは美しい散策路になっています
重厚な村野家住宅
 小平駅北口を出て、広大な小平霊園を抜け新青梅街道を渡るとそこは柳窪4丁目にあたります。天神社や長福寺の生い茂った境内を中心に、趣のある古民家、歴史的建造物が点在しています。屋敷林と美しい植栽に囲まれた旧家は、江戸時代から明治にかけての景観を彷彿とさせます。とりわけ国の登録文化財でもある村野家の主屋は、天保9年(1838)の建築で、一般的な4つ間どりではなく、さらに大きな6間どりの入母屋造りが残っており、その重厚さに圧倒させられます。
●「緑地保全地域」に指定された古民家群
  またこのあたりは数軒の旧家が残り、土蔵が20棟も残っているそうです。そこで東京都環境局は2017年4月に「柳窪緑地保全地域」に指定しました。
感動度★★
もう一度行きたい度★★
交通 西武拝島線小平駅から徒歩25分