羽曳野市(はびきのし)

駒ヶ谷(こまがたに)/羽曳野市駒ヶ谷 
 
板壁の美しい集落です
 最古の官道といわれる竹内街道沿いの集落です。近鉄駒ヶ谷駅から徒歩10分ほどのところにあり、板壁の美しさに目を見張ります。江戸時代は幕府領から和泉伯太(はかた)藩領となりました。村高は420石余。周囲は農村で綿花の産地でもありました。また牛の生産地で牛市が立ったそうです。明治に入ると桃などの果物の生産に力がはいりました。さらに葡萄に変わると、「駒ヶ谷ぶどう」のブランドが知れ渡ったのです。このように一貫して農村集落でした。
旧道から横道へ広がりのある古民家群
 地名の由来は、聖徳太子巡幸時に馬をこの地に停めたことにあるそうですが定かではありません。古い町並みは、それほど長くは無く歩いて10分ほどですが、横道にも広がりを見せており、“面”として捉えると広がりのある集落です。
 
感動度★★★
もう一度行きたい度★★
交通 近鉄南大阪線駒ヶ谷駅から徒歩10分
 


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