麻生区(あさおく)

岡上(おかがみ)/川崎市麻生区岡上 
 
   
▲東光院/本堂、仁王門は江戸時代(18世紀)の建築と推定されています。川崎市指定の文化財・仏像が多数あります。創建は室町時代か?
高低差のある集落
 地名の由来は鶴見川の右岸にあり,岡の上に位置するところから名付けられたなど諸説あります。江戸時代は旗本知行地,幕府領で,村名は岡上村。村高は300石前後ですが、大部分は雑穀で水田は少ない。近くに鶴見川が流れていますが、村自体高低が激しく、山林の多い地形です。谷川に堰を造って用水を引いても効率が悪く、結局、陸田が多くなりました。助郷は小野路村(東京都町田市)へ出役しています。
裏道に旧家が散見できます
 いま裏道の迷路沿いには,旧名主と思われる土蔵などのある旧家が散見できます。
 
感動度★
 もう一度いきたい度★
 交通 小田急鶴川駅からバスで岡上下車徒歩7分