青葉区(あおばく)
寺家(じけ)/横浜市青葉区寺家町 | |
▲青山亭と茶室白心庵があります | ▲田園の片隅に水車小屋を再現 |
●都市近郊の農村地帯 江戸時代は幕府領と旗本の知行で農村地帯でした。いまでも美しい農村風景が見られます。横浜市が市街化調整区域に指定することで,開発の波を防いでいます。同時に都市近郊の食糧供給地区としての役割も持っています。 ●隣接する三輪との関係も深いかもしれません 寺家の名前は鎌倉時代からあったとされています。寺家とは寺に住む僧のこと。実は山を一つ隔てた向こうには、三輪(東京都町田市)という集落があります。大和国・三輪から移住してきた人々が住み始めたとかで、寺院もたくさんあります。三輪とのつながりも考慮したほうがいいかもしれません。 |
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感動度★ もう一度いきたい度★ 交通 東急田園都市線青葉台駅からバス寺家町下車徒歩10分 |
元石川(もといしかわ)/横浜市青葉区元石川町 |
●花桃の丘の麓に古民家が点在します バス停の覚永寺からのんびりと花桃の丘をめざして歩きます。宅地開発が進むなか、地元の農家が農地を残したいと、18年間にわたる努力で良好な農地になりました。今では花桃の咲く桃源郷です。江戸時代の石川村は、徳川将軍・秀忠の正室お江(ごう)の化粧料でした。その後、芝・増上寺御霊屋領となっています。毎年3~4月、白やピンクの花桃が丘陵いっぱいに咲き乱れ、花桃の里として、多くの人たちが訪れます。そんな花桃の里の麓に農家が点在し、かつては茅葺き屋根であったことが想像されます。 ●平成6年(1994)に青葉区が誕生 ところで元石川、寺家は以前は緑区でした。平成6年(1994)11月に港北区と緑区が再編成され、青葉区と都筑区が新設されたのです。 |
感動度★ もう一度行きたい度★ 交通 東急田園都市線あざみ野駅からバスで覚永寺下車徒歩20分 |