愛川町(あいかわまち)

半原(はんばら)/愛川町半原 
 
   
▲旧カフェを思わせるような建築です  ▲石積みもあちこちに残っています 
 ●山あいの小さな集落
 古くは飯原とも書いたとか。相模の三大養蚕地帯の一つ。現在では衰退し,伝統産業の一貫として「半原撚糸」を残そうとしています。そのためかわずかに糸を織っているようです。糸の町としては,繊維会館で体験教室が行われています。平日に訪れましたが、ガラ~ンとしてちょっと寂しい感じでした。山間の小さな集落で,ノンビリと歩けて小さなレストランもありました。古民家も幾つか残ります。なお帰りの最終バスの時刻を確認すること。 
 感動度★★
 もう一度いきたい度★★
 交通 小田急本厚木駅から半原行きバス終点下車すぐ
 
中津(なかつ)/愛川町中津 
 
   
▲中津往還沿いは菖蒲の里  ▲古民家山十邸(国登録文化財) 
 ●神奈川まちなみ100選
 中津川沿いの農村地帯です。浸食崖と低地で形成,崖上に中津往還が通り,古民家山十邸や寺院が建っています。一方低地は,豊富な水の流れに沿って土蔵や板張りの古民家が続きます。このあたりは菖蒲の里で売り出しています。 ところで中津といえばほうき造りで知られています。特に大正時代から昭和初期にかかえて全国有数のほうき生産地でした。とりわけ座敷用のほうきは逸品。「箒博物館」に行けばいろいろなほうきを見ることができます。古民家はいたるところで見られ、土蔵や黒板塀、美しい植栽、竹垣と歩いていて飽きません。
  感動度★★
 もう一度いきたい度★★★
 交通 小田急本線本厚木駅から愛川町役場行きバスで中津下車徒歩10分